New My PCをミニマムコストで作る

GIGABYTE 7VAXP Ultra(H15/02/15 購入)を静音・省電力で24Ｈ稼動可能な新しいPCへ入れ替え サーバーに仕立てる。

最小コスト　目標\10,000で実現することとし、流用できるものは使うこととする。【実質達成↓文末】

◆マザーボードの検討

• ケース　静音ではないが当初は電源も利用する
• HDD CD/DVD-R/W IED接続できる
• TX100 S1と相性・流用性の良いもの

　候補としてLGA775 CPU使用のIntel DG965R Y→Intel DG33FBC →Intel DQ45CBの中古マザーボードを狙ったが、静音・省電力で24Ｈ稼動にこだわりAtom D510 CPUに焦点した。

　HDDのI/Fとサポート数からIntel D510MO →GIGABYTE GA-D510UDを選択した。

　CPU込みのコストは\8,000～\9,000で当初見込みに収まった。

　TSUKUMO GIGABYTE GA-D510UD \9,480(948ポイント)

◆電源の購入

方針では現状のATX電源を使う予定であったが、静音性と省エネ効率を始めから考え、急遽　恵安のKEIAN Bull MAX620W(KT-620RS)を\4,771でAmazonから購入した。

新PCは運転時　最大54W+αであるので、電源は最小負荷(ファン700回転)と予想する。

ファン回転数/KT-620RS

　　KT-620RS 出力表

新ATX電源の規格

KEIAN KT-620RSはATX規格 ATX 12V ver 2.2 に準拠している。メイン電源供給コネクタは(20+4)ピンとなっており20ピン、24ピン共用となっている。

メイン電源供給コネクタ

ATX12V電源供給コネクタ

しかしこの電源からは-5V(18Pin)が無配線、供給電圧が無いことを発見。(GA-D510UDのマニュアルにはコネクタピンアサインに-5V(18Pin)の記述がありボード内で使っていないとの記述は見つからなかった。)

　調査したところ他の殆どの電源で、-5Vが抜けており、親切に下記のような注意書きをしているものもある。

参考

私の電源は「ATX電源」と呼ばれる規格品であり，複数のメーカーが供給しています。ですから「電源だけを購入する」方法もあります。色々調べてみると，サードパーティーの電源には表示ほどの電流供給能力の無い製品や，数年で壊れる粗悪品もあるそうです。電源を買い換えると，「粗悪品を掴まされる可能性」が出てくるわけです。また古いパソコンのATX電源には，ISAバスへの供給から-12[V]や-5[V]が必要な場合があります。現在では，これらを持っていないATX電源が多くなっています。しかしパソコンによっては，これらの電圧をチェックしていて，-12[V]や-5[V]が無いと動作しない製品があるそうです。更に，最近の電源は大容量化から「ファンの取り付け位置」や「電源配線」の本数やその長さや「配線ごとの電流容量」などが様々で，しっかり確認して購入しなければなりません。これらを確認すると，案外選択肢が少ないことが分かります。

◆メモリの購入(メモリの考察参照)

ECCメモリは動かず。

Intel D510MOの仕様記述には下記のように明記されているがGA-D510UDでは記述無し

・最大4GB　DDR2 800/667MHz SDRAM
　Non-ECC　unbuffered
（240pin DIMM x 2スロット、デュアルチャンネル動作非対応）

・800/667 MHzメモリー対応 2つのスロットで構成されたシングルチャネル DDR2

中古で\2,000を買おうとしたが、トラブルを避け、確認リストにある新品Kingston 1GB 800MHz DDR2 Non-ECC CL5 DIMM KVR800D2N5/1G  \3,266をアマゾンから購入。

◆総括

最小コストを目論んだがCPU&マザーボード・メモリ・電源とメインのものは全て新品、流用できたもの、可能性のあるものはケース・HDD・CD/DVD-R/Wとなった。

目標1万円以下は\17,000と大幅にオーバー[ポイント・売却代金　計\6,500は含まず]

　[追記]

IED HDDを現有ABIT製SATAアダプターSERILLEL経由で使うことを想定していたが、マザーボードで認識できないため(もともと安定した接続が出来ないものであった)新たなアダプターを購入する必要がある。
7/14 IDE-SATALD 変換名人を\740で２ヶ購入。楽天カード入会ポイント2000で支払い、実質０円。

◆掛かった費用まとめ